お悩み別睡眠のアドバイス

最近、日中の寒暖差、朝晩の寒暖差が大きいせいか、様々な睡眠のお悩みをお持ちのお客様が増えています。当店では、枕のメンテナンス(高さ調整)や眠りの相談所でのカウンセリングを通じて、多くのお客様の睡眠改善のお手伝いをさせていただいております。
今回は、よくお聞きする5つのお悩みとその解決方法をご紹介いたします。環境によって最適な方法は異なりますが、一般的なアドバイスとしてご参考にしていただければ幸いです。
目次
- 悩み1 なかなか寝付けない
- 悩み2 眠っても疲れが取れない
- 悩み3 眠りが浅くて寝足りない
- 悩み4 昼間の眠気をなくしたい
- 悩み5 日中スッキリ過ごしたい
悩み1 なかなか寝付けない
寝付けない方にお勧めしている方法は、植物の香りを取り入れることです。
リラックスする香りが眠りの準備を整えます。寝室に置いている植物の香りを芳香浴として利用することで、心身をリラックスさせることができます。植物は古くから傷や病を癒すために利用されてきました。
その植物の持つ香りに注目し、療法として確立されたのが、アロマテラピーです。鼻から入った香りの情報は、感情や記憶に関係する脳の海馬や扁桃体のほか、自律神経をつかさどる視床下部へと送られます。
なかなか寝付けない時は、自律神経は交感神経が優位な状態にあります。アロマの香りを使って副交感神経が優位になるよう整えることで、心身ともにリラックスして眠りやすくなるのです。
海馬は記憶に関わる部位ですが、香りと結びつく良い記憶が思い出されると気持ちが穏やかになり、心地よさを感じるようになります。入眠のためには、心を落ち着かせる効果のある香りを選ぶことがポイントです。
ぜひ、自分にとって「好きだな…」「落ち着くな…」と感じる香りを見つけてみましょう。
香りで寝室を快眠空間にするために!
- アロマキャンドル 炎の1/fゆらぎも加わり、リラックス効果アップ
- アロマミスト ひと吹きでアロマ空間が完成 リラックスタイムにも有効
- ピローミスト 枕に吹きかけて使うので就寝中もずっと香りが届きます
悩み2 眠っても疲れが取れない
眠っても疲れが取れないのは、寝具が体に合っていないのかもしれません。
寝具で特に重要なのは、敷布団と枕です。これらは就寝中の体をしっかりと支え、寝床の温度や湿度を快適に保ってくれる頼もしい存在です。
当店でお勧めしている高反発のマットレスは、寝姿勢を整え体圧分散をしてくれることで身体の負担を減らしてくれます。また、特殊な突起が体に密着しすぎず、寝返りしやすい構造になっています。そのため、湿気がこもりにくく、寝やすいとお客様から好評をいただいております。
枕は、脳の温度が下がりやすい素材を選ぶことをお勧めします。睡眠の大切な役目は、日中の活動で興奮状態にある脳を休ませることです。
古くから「頭寒足熱」と言われているように、脳の温度を下げることは深部体温を下げることにもつながります。深部体温が下がることで、しっかりとした休息が取れるようになります。
また、体を疲れさせない、余計な力が入らない寝姿勢のために、支えてもらうフィット感と寝返りのしやすさも大切なポイントです。
最近では、麻素材の枕カバーや敷きパッド、シーツも豊富に取り揃えております。熱がこもらないよう、これらを組み合わせて工夫してみてください。
もちろん、掛け布団やパジャマの素材選びも大切な要素となります。
悩み3 眠りが浅くて寝足りない
運動をした日は心地よい疲労感から、深く眠れたという経験談をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
適度な運動を行うと、入浴効果と同様に深部体温が大きく上昇した後に下降する作用が働き、皮膚温度との差が縮まることで眠気を誘います。
特に夕方頃の運動がお勧めです。ベッドに入る時間には、一度上昇した深部体温が大きく下がり、より眠りやすい状態となります。快眠のためには、この運動を習慣として取り入れることが効果的です。
実際に、定期的な運動を続けることで寝つきが改善されたという報告も多く見られます。最初の深いノンレム睡眠が増え、途中覚醒が減少し、全体の睡眠時間が延長されるなど、睡眠の質が大きく改善されることが分かっています。
ただし、注意点として、筋肉痛になるほどの激しい運動や就寝間際の運動は逆効果です。就寝3時間前までに、ジョギングやウォーキングなど、負荷の軽い有酸素運動を行うことをお勧めします。
悩み4 昼間の眠気をなくしたい
昼食の有無に関わらず、14時頃になると自然と眠くなるのは生理的な現象です。この眠気に逆らうよりも、上手に休息を取ることをお勧めします。
実は、シエスタ(午後の昼寝)の習慣が根付いている地域も多くあります。また、生産性向上を目的とした短時間の仮眠は「パワーナップ」と呼ばれ、世界的な企業でも積極的に取り入れられています。
わずか20分程度の仮眠でも、十分な効果が得られることが研究で明らかになっています。
ただし、30分以上の昼寝は避けましょう。長時間の昼寝は夜の睡眠に影響を与え、起床後の集中力低下にもつながります。また、特に子供の場合は顕著ですが、夕方以降の睡眠は夜の睡眠圧を下げ、就寝困難を引き起こす可能性があります。
睡眠不足がちな大人の方には、午後の早い時間帯に30分以内の短い昼寝を取り入れることを推奨しています。
悩み5 日中スッキリ過ごしたい
コーヒーなどに含まれるカフェインには、アデノシンという脳内物質の働きを抑制する作用があります。
アデノシンは主要な睡眠物質の一つで、覚醒作用のあるヒスタミン神経などを抑制し、眠気を促進します。カフェインがこのアデノシンの働きを抑えることで、ヒスタミンが放出されやすくなり、脳が覚醒状態を維持できるのです。
さらに、カフェインには代謝促進や血行改善の効果もあると言われています。特に朝のコーヒーは目覚めに効果的で、家族との会話を楽しみながら飲むことで、さらなる相乗効果も期待できます。
ただし、就寝前のカフェイン摂取には注意が必要です。研究によると、就寝1時間前と3時間前にカフェイン入りコーヒーを一杯ずつ飲んだ場合、入眠までの時間が約10分延長し、総睡眠時間が30分程度短縮されるという結果が出ています。
次の日に疲れを残さないためにも、夕方以降のカフェイン摂取は控えましょう。
血中のカフェイン濃度が半減するまでに約4時間かかるとされていますので、就寝前にコーヒーを飲みたい場合は、カフェインレスコーヒーを選択することをお勧めします。
カフェイン摂取量に要注意! カフェイン摂取量の目安は、成人は1日約400mgまでです。
コーヒー一杯のカフェイン量:100〜120mg 1日3〜4杯程度が適量とされています。
カフェインは、コーヒーだけでなく、紅茶、緑茶、抹茶、栄養ドリンク剤、カカオ豆を原料とするチョコレートやココアなどにも含まれています。 摂取量には十分ご注意ください。⚠️
まとめ

- 悩み1 なかなか寝付けない →香りで寝室を快眠空間にしましょう
- 悩み2 眠っても疲れが取れない →通気性の良い寝具が快眠への近道
- 悩み3 眠りが浅くて寝足りない →運動習慣は快眠生活への第一歩
- 悩み4 昼間の眠気をなくしたい →パワーナップは眠い午後の救世主
- 悩み5 日中スッキリ過ごしたい →一杯のコーヒーで覚醒をワンランクアップ
今回ご紹介した内容は、一般的なアドバイスとなります。
睡眠の改善方法は人によって合う合わないも大きく異なります。
睡眠でお悩みの方は、ぜひ当店の「眠りの相談所」にてご相談ください。
眠りのプロである専門スタッフが丁寧にカウンセリングさせていただきます。
あなたの睡眠のお悩みを解消する「ねむりの相談所」をご覧ください。
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自己紹介
ねむねむブログは『ねむねむはうす』のスリープマスターがお届けする快眠ブログです。
『ねむねむはうす』は滋賀県近江八幡市にある自社工場もある創業明治4年の老舗ふとんメーカーであり、nishikawaの専門チェーンの寝具店です。
当店にはスリープマスターが4名在籍しており、お客様の睡眠の悩みやご要望に応えるぴったりの寝具選びや快眠のアドバイスでサポートしております。
スリープマスターだけがいるお店だけが開設できるnishikawaが提供する睡眠解析サービス『ねむりの相談所』も開設しており、お客様一人一人に合った快適な眠りのご提案をしております。
「スリープマスター」とは日本睡眠科学研究所より認定される睡眠や寝具に関する知識をおさめ、認定試験に合格した者に与えられる民間資格です。寝具の事だけではなく脳科学や繊維別の特徴などを大学や研究機関の先生より様々な観点の講義を3日間受講します。
睡眠に関するお悩みは人それぞれ異なります。
お悩み別に解決に向けたサポート・ご提案ができるのがスリープマスターです。
当店では、布団のリフォーム(布団の打ち直し・羽毛のリフォームなど)からオーダー枕、大谷選手愛用のAirなど快眠のための製品を幅広く取り扱っております。
また法人企業様向けに『健康経営 睡眠セミナー』もお受けしております。
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