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『酒のつまみになる話』で話題!北山宏光さんの”羊の寝具”とノブさんの”電位の寝具”──専門家が解き明かす「快眠の秘密」

目次

1. 『酒のつまみになる話』で盛り上がった”眠りトーク”

10月11日に放送された人気トーク番組『酒のつまみになる話』。お酒を片手に、出演者たちがつい本音を語ってしまうこの番組で、思いがけず”睡眠”が話題の中心になりました。

出演は、千鳥(大悟さん、ノブさん)。ゲストに、Kis-My-Ft2の元メンバーで歌手や俳優として活躍する北山宏光さん、その他、阪口珠美さん、ザ・ぼんち(ぼんちおさむさん、里見まさとさん)、塙宣之(ナイツ)さん、本田望結さんを迎えました。

北山さんは「僕は、睡眠にこだわりを持っている」と、切り出しました。不眠に悩み、枕を買い替え続け…気がつけば8個。”睡眠で回復するパジャマ”や、オーダーメイド枕など、さまざまなアイテムを試したといいます。そんななか、最強の寝具に出会ったそうで…。

北山さん:敷布団があるんですよ。羊のシーツ!それで寝てみたら、とんでもなく気持ちよくて。

ノブさん:マジ!?北山:本当に「飛ぶぞ」っていうくらい。

ノブさん:長州(力)さん!?

一同:あはははは。

北山さんは「ふっかふかで、もう動けなくなる」とお気に入り寝具の良さを語り
「みなさん、こだわりありますか?」と問いかけました。

出演者のメンバーの睡眠のこだわりを話し盛り上がる中、
ノブさんが「北山くんは、あれは試してないの?」と話を振りました。

ノブさん:僕、電位マットを使ってるんですけど、相当いいよ。

北山さん:試してないです。

ノブさん:超微量な電位が出て、血流が良くなってホカホカして。そのマットの上でリンゴを置いていたら、半年間くらい腐らないんですよ。

一同:ええっ!?

ノブさん:チューリップとかも、3ヵ月間くらい枯れないの。だから、僕、今それで寝てるんですけど、それでいうと…僕だけ、死なないんですよ。

一同:あはははは。

北山さん:その理論上だと(笑)。

塙さん:それで、調子良くなったの?

ノブさん:わかんない(笑)。わかんないけど、めっちゃ寝れる!

大悟さん:おまえ、毎日充電されてるの(笑)?

塙さん:携帯置くやつと同じじゃん。

ノブさん:ほぼそう。ペットロボットみたいに、今そこに帰って寝てる(笑)。

一同:(笑)

これを聞いた北山さんは「羊(のシーツ)の下に挟もうかな」と、興味津々。
すると、大悟さんが「羊が生き生きしてきたら、どうする!?」と言って、一同大笑い。
みなの想像が広がり「羊の毛が伸びてきたら、めっちゃ怖いよ」(大悟)、「一番ホラー!」(北山)と、盛り上がりました。

『酒のツマミになる話』(フジテレビ)2025年10月10日放送より

この夜のトークをきっかけに、SNSでは「羊の寝具って何?」「電位の寝具ってどういう仕組み?」と多くの視聴者が検索し、寝具への関心が一気に高まりました。

今回はその”羊の寝具”と”電位の寝具”の2つを、寝具専門家の立場からわかりやすく、そして深く掘り下げてご紹介します。


2. 「ムートン=冬用」のイメージを覆す、通年快眠素材

「羊の寝具」と聞くと、多くの人が”ふわふわで暖かい””冬に使う贅沢なシーツ”といった印象を持つでしょう。
確かに、羊毛は保温性に優れています。

しかし実は、**寝具に使われるムートン(羊毛皮)**は、”暖かいだけ”の素材ではありません。

ムートンは、体温・湿度・体圧を自然に調整するという、非常に高機能な天然素材です。

その証拠に、オーストラリアでは赤ちゃんのベビーベッドやベビーカーのシート、
さらには日本でも長距離パイロットの座席にもムートンが使われています。

なぜなら、長時間同じ姿勢でも蒸れず、疲れにくく、そして圧力をやわらげる
──つまり「体を守る」素材だからです。

つまり、寝具に使われるムートンとは、”暖かさ”よりもむしろ”体を支え、整える”ための素材なのです。


3. ムートンが生み出す「一年中快適な眠り」

① 天然のエアコン機能

ムートンの毛は中が空洞構造になっており、空気をたっぷり含むことで”断熱層”を作ります。
そのため、冬は暖かく、夏はさらっと
寝ている間の体温を睡眠に適切な環境へとちょうどよく保ち、季節を問わず快適です。

② 吸放湿性の高さ

羊毛は綿の約2倍、ポリエステルの約40倍の吸湿力を持っています。
寝汗を素早く吸い取り、外に逃がすことで、蒸れを防ぎ、さらっとした寝心地が続きます。

③ 体圧分散──”沈まない柔らかさ”

寝具として使用されるムートンシーツの毛は弾力があり、1本1本が天然のスプリングのように体を支えます。
そのため、柔らかいのに沈み込まないのが特徴です。
肩や腰にかかる負担を均等に分散し、寝返りもしやすくなります。

④ 自然の抗菌力と清潔性

羊毛に含まれる「ラノリン」には抗菌・防ダニ作用があり、
定期的なブラッシングで長期間清潔に使用できます。
ムートンシーツは見た目の高級感だけでなく、実は”機能性寝具”の代表格であり王様なのです。


4. 西川の「プレミアムシープトン」──職人技が生む極上品質

寝具の老舗・西川が長年研究を重ねてきたのが、
このムートンの特性を最大限に活かす**「プレミアムシープトン」シリーズ**です。

西川のムートンシーツは、寝具に適した羊へと交雑し、寝具のためのクロスブレッド種を開発しました。
その中でもオーストラリア産の高級原皮を厳選し、一枚一枚、職人の手で丁寧に仕上げられます。

特徴:

  • 高密度で均一な毛並み
  • 通気性と反発力の絶妙なバランス
  • 長期間使ってもヘタリにくい耐久性
  • 継ぎ目を感じさせない”段差ゼロ”の仕上がり

見た目は贅沢ですが、実際は身体を科学的に支える寝具
体圧を分散し、寝返りをスムーズにすることで、深い眠りへと導いてくれます。

西川で注目されている点で支えるマットレス『AiRシリーズ』も、
このムートンに近づけるために開発と研究が続けられています。

西川の技術は、まさに「天然素材×職人技」の融合。
上質な睡眠環境を求める方にこそ、体験していただきたい逸品です。


5. ノブさんが語った「電位の寝具」──身体を整える科学

一方、ノブさんが話題にしたのが「電位の寝具」。番組内で「電位の寝具って何?」という質問に、
「寝るだけで体が軽くなるんよ!」と笑いながら語る姿が印象的でした。

実際、近年注目されているのが電位治療です。
聞き慣れない方も多いかもしれませんが、私たちの体の中には”電気の流れ”があり、
そのバランスが乱れると不調が起きると考えられています。


6. 「体の中には電気が流れている」──電位と健康の深い関係

私たちの体は、実は小さな”発電所”のようなもの。
脳から筋肉まで、すべての細胞が微弱な電気信号でつながっています。

たとえば、心臓が鼓動するのも、手足が動くのも、体内で電気が「動け!」と指令を出しているから。
この体の電気のバランスを「電位(でんい)」と呼びます。

ところが、ストレス・疲労・加齢・寒暖差などによって、
この電位バランスが崩れることがあります。
すると、細胞の働きが弱まり、肩こり・不眠・だるさ・頭痛などが現れます。


電位が整うと、体はどう変わる?

体の中の電位が整うと、血流や神経の伝達がスムーズになります。
それにより、体がリラックスし、自然と深い眠りに入りやすくなります。

特に注目されているのが、抗酸化作用
電位が安定することで、体内で発生する”酸化ストレス”が抑えられ、細胞が元気に働けるようになるのです。

言い換えるなら、**「電位を整える=体のサビを防ぐ」**ということ。

この現象は、海外の研究でも報告されています。
たとえば、**”Electrical potential influences on oxidative stress response” (J Physiol Sci, 2021)**によると、
微弱電流が細胞内の抗酸化酵素を活性化し、疲労や老化の進行を遅らせる可能性があるとされています。


自律神経を整える「体のリズムメーカー」

私たちの体は、朝になると交感神経が活発になり、夜になると副交感神経が優位になります。
この切り替えを司っているのも、電気信号。

つまり、電位のバランスが整うことで、“昼はしっかり活動し、夜は自然に眠れる”リズムが戻るのです。

専門家の言葉を借りるなら、

「電位治療は体を刺激するのではなく、本来のバランスを”やさしく整える”技術です。」

眠りに入るための”準備スイッチ”を押してくれる、それが電位の働きなのです。


7. 「電位・温熱組合せ家庭用医療機器 ヘルシオン」

西川が開発したのが、

「電位・温熱組合せ家庭用医療機器 ヘルシオン」

この寝具は、電位だけでなく温熱を加えた2つの力を組み合わせ、

眠りの質を高めるよう設計された家庭用医療機器です。

電位モード:整える

微弱な電位を体に与え、自律神経や血流を安定化。

肩こり・頭痛・不眠・慢性便秘などの緩和に効果があります。

この効果は厚生労働省からも医療機器として認可が下りています。

温熱モード:温める/温熱治療

遠赤外線の力で身体を治療する温熱治療。
やさしく体を温め、血管を広げて血流を促進。

電気毛布と違い、岩盤浴や温泉のように芯から温める
温熱の効果で筋肉を緩和させたり、胃腸の働きをサポート。
冷えを防ぎ、身体を芯から温めることで睡眠中の回復をサポートします。

ダブルモード:相乗効果

温熱で血流を良くし、電位が全身に伝わりやすくする──

この**“整えながら温める”**設計が、ヘルシオン最大の特徴です。

眠りながら体をケアする。

まさに「寝る時間を治す時間」に変える寝具です。


8. 「羊」と「電位」──異なるようで同じ“整える寝具”

ムートンと電位寝具。

一見、まったく違う方向性の寝具に見えますが、

その根底にある目的は同じです。

それは、「身体を整えること」

  • ムートンは自然素材の力で、体温・湿度・体圧を整える。
  • 電位寝具は科学の力で、血流・神経・リズムを整える。

どちらも「外からではなく、内から」眠りを支える寝具です。

自然とテクノロジー、アナログとデジタル。

この2つが“睡眠の質を上げる”という一点で交わるのは、

とても興味深いことです。


9. 快眠を手に入れるには──「体感」がすべて

寝具は「触ってみないと分からない世界」です。

素材の違い、電位や温熱の感覚、寝姿勢による体圧の変化。

これらを自分の体で確かめるために、

ぜひ西川チェーンの寝具専門店での体験をおすすめします。

専門スタッフによる体圧測定・姿勢分析・温度チェックを通じて、

自分に合った“整える寝具”を見つけることができます。


10. まとめ──話題から始まる、あなたの「快眠リスタート」

『酒のつまみになる話』で語られた、

北山宏光さんの“羊の寝具”とノブさんの“電位の寝具”。

どちらも、見た目の贅沢さや最新機能にとどまらず、

「眠りの質を整える」という根本的なテーマを共有していました。

  • 羊のムートンは自然の力で体を包み、
  • 電位の寝具は科学の力で体を整える。

その共通点は、“自分の体にやさしい眠り”を追求する姿勢です。

眠りを変えると、日中の集中力や体調、気分まで変わります。

もしあなたが「最近よく眠れない」と感じているなら、

寝具を見直すことから始めてみてください。

そして、気になる方はぜひ一度、

西川チェーンの専門店でその心地よさを体感してみてください。

その一歩が、あなたの“眠りの未来”を変えるかもしれません。


📚 参考文献(英語表記)

  • Sleep Med Rev. (2020) “Bioelectric modulation in sleep regulation.”
  • J Physiol Sci. (2021) “Electrical potential influences on oxidative stress response.”
  • Wool Research Org. (2019) “Thermal and moisture management properties of Merino wool.”
  • J Appl Physiol. (2018) “Thermoregulation and deep body temperature effects on sleep.”

▶︎睡眠に関するお悩みはnishikawaの『ねむりの相談所』まで:『ねむりの相談所』公式サイト

▶︎お店の詳細はこちら:ねむねむはうす公式サイト

自己紹介

ねむねむブログは『ねむねむはうす』のスリープマスターがお届けする快眠ブログです。

『ねむねむはうす』は滋賀県近江八幡市にある自社工場もある創業明治4年の老舗ふとんメーカーであり、nishikawaの専門チェーンの寝具店です。

 

当店にはスリープマスターが4名在籍しており、お客様の睡眠の悩みやご要望に応えるぴったりの寝具選びや快眠のアドバイスでサポートしております。

スリープマスターだけがいるお店だけが開設できるnishikawaが提供する睡眠解析サービス『ねむりの相談所』も開設しており、お客様一人一人に合った快適な眠りのご提案をしております。

「スリープマスター」とは日本睡眠科学研究所より認定される睡眠や寝具に関する知識をおさめ、認定試験に合格した者に与えられる民間資格です。寝具の事だけではなく脳科学や繊維別の特徴などを大学や研究機関の先生より様々な観点の講義を3日間受講します。

 

睡眠に関するお悩みは人それぞれ異なります。

お悩み別に解決に向けたサポート・ご提案ができるのがスリープマスターです。

 

当店では、布団のリフォーム(布団の打ち直し・羽毛のリフォームなど)からオーダー枕、大谷選手愛用のAirなど快眠のための製品を幅広く取り扱っております。

また法人企業様向けに『健康経営 睡眠セミナー』もお受けしております。

睡眠に困ったらひとまず『ねむねむはうす』

取扱ブランド:nishikawa・パラマウントベッド・京都金桝・ワコール・ワタセ

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