ふとんの片付け方(季節の変わり目のお布団ケア)

ふとんってどう片付けるのがいいの?

洗わないといけないの?

季節の変わりめによく聞かれる質門です。間違った片付け方をすると、ふとんにとっても、使うあなたにとっても…

素材や種類によってお手入れの仕方、片付け方が違うので、紹介していきますね。

目次

目次

1-1 片付ける前に…

お布団は片付ける前にキレイにしてから、片付けましょう。

使用したふとんは汗をかいたままの状態なら、カビ、シミや臭いの原因になります。

また、湿気や汚れがついたままだとダニが繁殖する原因にもなってしまいます。

冬に押入れから出した時にまた綺麗な状態で使えるようにしっかりケアは大切です。

シーズンを共にしたふとん・カバーは、それぞれ丸洗いや干してキレイにしてから片付けると

ふとんが長持ちすることにつながったり、

次のシーズンに使うご自分の為にも気持ち良くお使いいただけます。

1-2 ふとんって洗えるの? 

お使いのお布団が洗えるかどうかは、何をお使いかによって変わります。

ご家庭の洗濯機で洗える種類は、布団についてるタグに家庭洗濯ができると表示がある分か、

ウォッシャブルと書いてるものはご家庭で洗濯できます。

(ウールやカシミヤ、シルクを洗う時は中性洗剤をご使用く ださい)

しっかりした厚みのあるふとん(羊毛、化繊、綿、羽毛) は、

丸洗いができる専門店に出した方が仕上りも安心です。

丸ごと水洗いは2~3年に1回でOK

(洗いすぎると中の素材が早く痛むことにつながるため)

洗わない年は、暖かい日差しの日にお布団を干し、

ダニケアやついた汚れを払うようにしましょう

2. 素材別お手入れ方法

とはいえ

「自分のお布団はどのようにお手入れすればいいの?」

「自分の布団はどれに当てはまるの?」

と悩む方もいらっしゃるかもしれません。

基本的にはお使いのお布団のタグの詰めものの欄を見てもらえると

何が使われているかがわかります。

この先はご自身のお布団の素材と照らし合わせてご覧ください。

※お伝えする方法は丸洗いに出さない時の方法です。

・羽毛の場合

片付ける前に干して湿気を飛ばしてあげましょう。

干すときは生地が傷まないようにカバーを掛けて干します

取り込む時には、羽毛を傷めないように叩かずに

ホコリを払う感じで表面を優しくなでてあげてください。

・綿(cotton)の場合

綿(cotton)ふとんは太陽大好き天然素材です。

天気のいい日に表裏を干して湿気をとばすようにして下さい。

綿布団の場合も叩くと綿の繊維が切れてしまい綿埃の原因になるため

強く叩くことはおすすめしません。

・羊毛布団や化繊/合繊(ポリエステル)

天日干しをして湿気を飛ばしてください。

製品によってはご自宅で洗うことができるものがあるので

製品についているラベルをご確認ください

・マットレス

寝ている部分より床と接着している場所に湿気が溜まりやすいため

裏面の湿気を充分に取るよりにして下さい。

ウレタン素材の場合は、直射日光は素材を傷める原因となりますので

直射日光は避け、風通しが良いお部屋で立てかけてあげると良いでしょう。

・その他

ウール毛布・シルク毛布等は陰干し、

フリースやナイロン毛布は洗う事がオススメです

2-2 圧縮袋は使っていいの?

「ふとん片付ける時に圧縮袋を使っていい?」

とよく聞かれます。

圧縮袋に入れたらコンパクトになってスッキリしそうですよね。

結論から言うと圧縮袋に入れていいものと入れない方がいいものがあります。

ポリエステル、羊毛混、こたつふとん等は圧縮しても

元の形に戻りやすいので圧縮袋を使用して 大丈夫です。

一方で羽毛ふとん、真綿(シルク)ふとん、綿ふとんは圧縮し過ぎることで中身も素材を傷つけてしまい、

元の状態にもどらなくなったり、寿命を早めてしまうためオススメできません。

ですが、収納の関係でどうしても圧縮袋で圧縮しないと難しい時もありますよね。

そんな時は完璧に圧縮するのではなく、

中の空気を多少抜く程度にとどめてあげてください。

3. 押入れに片付ける順番

お布団を痛めず、長く気持ちよく使い続けるためには

押入れに入れる順番も重要です。

基本は下に重たいもの・上に軽いものです。

せっかく綺麗にそして長持ちするためにケアしたのに

ふっくらした物を重い物でつぶして素材を傷めてしまわないようにしてあげてください。

片付け方の豆知識として、

羽毛ふとんが入っていたケースに掛けカバーや毛布、タオルケットを入れて収納すると

見やすくスッキリするのでオススメです。

(もちろん片付ける前には洗ってくださいね)

あと、これは毎日布団を上げ下ろしされている方限定になりますが、

起床後すぐふとんを片付けるのはやめて下さいね。

見ためにもすぐに片つけたい気持ちになりますが、

湿気が残ったままでたたんでしまうと

臭いやダ二の温床になりかねません。

少しでも湿気が飛ぶように時間を空けてから片付けてあげてください。

まとめ

・押入れでダニやカビなどからまもるためにキレイにしてあげましょう

・キレイの仕方は詰めもののラベルを確認して、素材に応じたお手入れ方法を

・圧縮袋は羽毛・綿・真綿(シルク)は極力避けて

・片付ける順番は重たいもの→軽いもの

これだけ出来ると今日から、あなたも片付けスペシャリストです⭐︎⭐︎

毎日睡眠を支えてくれるお布団をキレイに適切に管理してあげることで

いつも気持ちがいい睡眠を^^

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