睡眠のお悩みから解消方法を見つける
「首・肩が痛い」「もっとぐっすり眠れるようになりたい」「寝る前の冷え性が辛い」「美容に質の高い睡眠が良いって聞いたけど何を選べばいいの?」など、睡眠やそれに関わるお悩みやニーズがあってもいろんな情報がありすぎて何を選べば、何からすれば良いか分からない。そんなお悩みを当店のスリープマスター(nishikawaが手がける日本睡眠科学研究所が認定)たちが、お客様一人ひとりに合った快眠のご提案をいたします。
各種お悩みに、どのようなこと解決策があるかを知っていただくきっかけになりましたら幸いです。
(寝具で改善できる場合を想定してお伝えしますが、全てがご紹介する寝具や方法で解決できるというものではありませんのでご留意ください)
- 1. 身体の不調や痛みと睡眠
- 1-1 首が痛い
- 1-2 肩が痛い
- 1-3 腰が痛い
- 2. 睡眠のお悩み
- 2-1 寝つきが悪い
- 2-2 夜中に目が覚める
- 2-3 熟睡感がない
- 2-4 朝起きられない
- 2-4 疲れが取れにくい
身体の不調や痛みと睡眠
睡眠は身体の修復や回復を行うもの。
なのに、起きたら首が痛い、肩が痛い、腰が痛い。しっかり寝たのに疲れが取れない。
など睡眠環境が合っておらず身体の不調を抱える方がとても多くいらっしゃいます。
コリやハリの基本的な原因は血行不良によるものです。
血流が悪くなることで筋肉が硬直する、筋肉が硬くなり血行が悪くなる、
その結果、疲労物質である乳酸が溜まり神経を刺激してだるさや重さ、痛みが生じてしまうのです。
血行不良になる理由は様々な要因がありますが、
・筋肉が硬直することでの血行不良
・寝姿勢が悪いことで特定の箇所(筋肉)にストレス(負荷)がかかることでの血行不良
・寝具と触れ身体を支えている箇所(主に臀部・腰・肩周り)で血流が止まる血行不良
・身体が冷えて(夏場はエアコン・冬場は外気温)血管が収縮することでの血行不良
などが主な理由として挙げられます。
寝具として重要なのは、血流阻害となる要因を減らし身体への負担を減らすことで
身体を休ませることができる環境を提供することが重要です。
首こり・首が痛い
睡眠中に起こりうる首の痛みやこりの原因の多くは、枕の高さが合っていないことから起こることが多くあります。
とはいえ、枕だけの原因かというとそうではなく、敷き(マットレス)によっても枕の高さが変わってしまうため枕の高さが合っているのに首の痛みが解消されない場合はマットレスに原因があるかもしれません。
枕の高さが合わないと・・・
高すぎる枕
低すぎる枕
枕が高すぎると肩や首に余分なストレス(負荷)がかかり、
いびきや首こりの原因になります。
枕が低すぎると頭に血が上りめまいや睡眠の質低下、
横向きが低いと首肩・腕に余分なストレス(負荷)がかかり、
首こりや肩の痛みの原因になります。
敷き(マットレス)により枕の高さが変わる
柔らかいマットレス
硬いマットレス
柔らかいマットレスではお尻が下がり身体が『く』の字気味になり、高さが合っていたはずの枕が高くなります。
硬いマットレスでは、腰や背中・首とマットレスとの隙間が生まれやすく、高さが合っていたはずの枕が低くなります。
仰向け寝・横向き寝のどちらもを適切な高さに合わせることが重要です。自分は「仰向けしかしないから」「横向きでしか寝ないから」片方だけ合っていればいいと思われている人は要注意です!
人は睡眠中に平均20~30回(6~7時間睡眠時の平均値)の寝返りをしています。
これは重力でかかる負荷が特定の箇所に圧力をかかりすぎるのを防ぐため、また身体と寝具が接している箇所の熱がこもらないように睡眠中でも快適な環境で眠るために自然に起こる現象です。
寝入る時は仰向け寝or横向き寝でも睡眠中には必ずもう一方の姿勢になっているため、どちらの寝姿勢(仰向き寝・横向き寝)のどちらの枕の高さも合うようにする必要があります。
改善方法例
肩こり・肩が痛い
肩の痛みの原因は幅広く、日中の姿勢や胸から肩甲骨周りの筋肉の柔軟性不足、
日中のストレスや昼夜の冷えなどによる筋肉の緊張や睡眠時の肩周りへの負荷などがあります。
その中で特に朝起きて肩の痛みやハリを感じる人は、
睡眠時に必要以上の負荷やストレスがかかっていることが考えられます。
睡眠時に起こる肩こりの原因
枕の高さが合っていない
敷きが合わず肩に大きな負荷がかかる
不自然な寝姿勢で肩に負荷がかかる
寝返り回数が少なく、血行不良が起こり肩の痛みにつながる
掛けの保温力やエアコンの風などによる冷えが筋肉を硬直させてしまう
ストレスによる筋肉の緊張状態が続き肩の筋肉が固まる
肩こり改善方法例
腰痛にお悩みの方
腰痛に原因は多岐にあたり、その中でも原因が正確に分かっていないものもあります。
腰痛の原因は多岐に渡りますが、一般的によく言われる原因としては下記のような内容があります。
姿勢の悪さ:長時間のデスクワークや不適切な姿勢は、腰に負担をかけます。
筋肉の疲労や緊張:重いものを持ち上げたり、無理な姿勢で作業をすることで筋肉が疲労し、腰痛を引き起こします。
椎間板ヘルニア:椎間板が変形し、神経を圧迫することで痛みが生じます。
脊柱管狭窄症:脊柱管が狭くなることで神経が圧迫され、腰痛や足のしびれを引き起こします。
変形性脊椎症:加齢に伴う椎間関節の変形や骨棘形成が原因で腰痛が生じます。
筋筋膜性腰痛:筋肉や筋膜の炎症や緊張が原因で痛みが発生します。
骨粗しょう症:骨密度の低下により、骨が弱くなり、圧迫骨折などが起こりやすくなります。
内臓の問題:腎臓や膵臓、女性では婦人科系の疾患が腰痛の原因になることもあります。
精神的ストレス:ストレスや不安が筋肉の緊張を引き起こし、腰痛を悪化させることがあります。
神経や骨・筋肉に関する原因が主にあげられる一方で、睡眠が原因で起こる腰痛もあります。
睡眠が原因で起こる腰痛の主な理由をご紹介します。
合わないマットレス
硬すぎるまたは柔らかすぎるマットレスは、腰へのサポートが不十分になり、腰痛を引き起こすことがあります。
適度な硬さのマットレスが、背骨の自然なカーブを保ち、腰痛の予防に役立ちます。
合わない枕
枕が高すぎたり低すぎたりすると、首や背中に負担がかかり、腰痛の原因となることがあります。
頭と首が自然な位置に保たれるような枕を選ぶことが重要です。
寝姿勢
長時間同じ姿勢で寝ることは、特定の部位に圧力をかけ続け、腰痛を引き起こす可能性があります。
特にうつ伏せで寝ると、腰に過剰な負担がかかることが多いため、仰向け横向きで眠る状態を作ることが必要です。
寝具の劣化
古くなったマットレスや枕は、十分なサポートを提供できなくなり、腰痛を引き起こす原因になります。定期的に寝具を見直し、必要に応じて交換することが大切です。
寿命目安:ウレタンマットレス8年〜10年
コイルマットレス12〜15年
※目安は各タイプの最長の寿命を記載しております
過度のストレス
ストレスや不安が原因で筋肉が緊張し、睡眠中も体がリラックスできず、腰痛が生じることがあります。リラクゼーション技法やストレス管理が役立ちます。
腰痛改善方法例
睡眠と身体の関係
質の高い睡眠の効果は幅広いもので、様々な身体の不調を睡眠中に改善・解消してくれます。
一方で、質の悪い睡眠はストレスを溜め込んだり、集中力を下げる、免疫力の低下や血圧や血糖値など健康に関する数値を悪化させることにもつながります。身体の疲労回復だけでなく健康的な生活をする基盤づくりのためにも睡眠の質を高めていくことが重要です。
睡眠のお悩みにもいくつか種類があり、「寝つきが悪い」「熟睡感がない」「夜中に何度も目が覚める」「朝の目覚めがスッキリしない」など、抱えるお悩みによって改善方法は異なりますし、適切な解消法を選択するためにも原因を明確にすることが重要です。
不眠症の原因
不眠症の原因となる要因は複数存在します。
1. 心理的要因
睡眠とメンタルには強い関わりがあり、心理状態によって睡眠に大きく影響を及ぼします。
- ストレス:仕事や家庭の問題、経済的な不安などが原因で、心が落ち着かず眠れなくなることがあります。
- 不安障害やうつ病:これらの精神的な疾患は、睡眠に大きな影響を与えることがあります。
2. 身体的要因
メンタルだけでなく、身体の状態も睡眠に大きく影響を及ぼします。身体の状態といっても幅広く、外傷的な痛みから臓器など内因性の痛みや不快感まで、身体的な不調全般が睡眠に悪影響を及ぼします。
- 痛みや不快感:関節炎、頭痛、胃腸の問題などの慢性的な痛みや不快感が睡眠を妨げることがあります。
- 病気:喘息、アレルギー、パーキンソン病などの病気も不眠の原因になることがあります。
3. 生活習慣
不眠症の原因となりうる生活習慣の要因は多数ありますが、その中の一部を例に挙げてご紹介します。
- 不規則な生活リズム:シフトワークや夜更かしなど、不規則な生活リズムが体内時計を乱し、不眠症を引き起こすことがあります。
- カフェインやアルコールの摂取:カフェインやアルコールは睡眠の質を低下させることがあります。
- 運動不足:適度な運動は睡眠の質を向上させますが、就寝前の過度な運動は逆効果です。
4. 環境要因
- 騒音や光:寝室の環境がうるさい、明るいなどの問題があると、眠りにくくなります。
- 寝具の不適合:マットレスや枕が合わないと、快適な睡眠を妨げることがあります。
5. 年齢
- 加齢:年齢とともに睡眠パターンが変わり、浅い睡眠や頻繁な覚醒が増えることがあります。
6. 薬物の影響
- 薬の副作用:一部の薬物は不眠を引き起こすことがあります。特に一部の抗うつ薬や血圧の薬などが影響を与えることがあります。
上記のように不眠症には様々な要因が関わってきます。そのため、日常生活に支障をきたす睡眠障害に関してはしっかりと医療機関にて診療を受診し、原因特定や適切な治療を受けることをおすすめします。
一方で、病院に行くほどではないが、睡眠に不満や悩みがある際はお気軽に当店スタッフにお問い合わせください。
当店のスタッフは、日本睡眠科学研究所が認定するスリープマスターの資格を全員が有しています。
スリープマスターとは、日本睡眠科学研究所に認定された眠りのプロフェッショナルです。IIIS(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構)の最新の研究に基づいた睡眠のメカニズムや睡眠障害の他、睡眠とアンチエイジングの関係、快適な眠りにつくための睡眠環境など幅広い知識を習得します。それら7つの講義と試験を合格した者に認定される、nishikawaの資格講座の最上位に位置する資格がスリープマスターです。
眠りのプロフェッショナルとして、快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びのアドバイスを行います。
病院に行くほどではないが、睡眠に不満がある
日本人の3人に2人は睡眠に不満があると言われています。
睡眠以外に多くの方が抱えるお悩みの中でも、睡眠の質を下げる要因となる内容は多くあります。
そこでここでは睡眠に関連するお悩みを寝具と生活習慣の観点からそのお悩みを解消する方法をお伝えしていきます。
お悩みとしては
寝つきが悪い・・・10〜20分程度で寝付くことが理想です。5分以内など寝付く時間が早すぎる方は疲れが溜まっていたり、睡眠時間が足りていない睡眠負債である可能性があります。理想的な寝つき方は寝付き方は3~10分程度まどろみを感じ、徐々に眠りにつくことです。
夜中に目が覚める・・・睡眠に問題あるとなるのは、夜中に「何回も」目がさめ、また「目が覚めたあと眠れない」ときです。また最初の3時間は深い睡眠を含めた周期に入るため、寝入りばなの4時間程度は目が覚めていないかもcheckポイント
熟睡感がない・・・寝ても寝ても眠気が取れず、熟睡した感じがしない方は睡眠の『時間』は足りていても『質』が足りていない可能性があります。ただ年齢に応じて中途覚醒の頻度や時間は増えていく傾向にあるため途中で目が覚めるから問題があるとも一概に言えないのが判断が難しいところです。
朝起きられない・・・朝起きられないのは睡眠時間の不足や時間は足りているが質が浅いことで結果的に睡眠不足に陥っている可能性があります。
疲れが取れない・・・運動不足による新陳代謝等の低下により、血液や水分の循環が悪くなることによる影響、またデスクワークなどの身体活動が少ない方は、同じ姿勢や無理をした動作を繰り返すことによる筋肉の過緊張(コリ)によって、疲労感や不調を訴えることも少なくありません。また寝ても疲れが取れない原因としては睡眠の時間や質が浅いことで本来回復されるべき身体の負担が軽減されずに疲れが取れない可能性もあり、まずは何が原因でその症状に陥るのか原因の究明が重要となります。
上記のような問題が起こる原因としては主に下記のような原因から起こります。
ストレス・・・過度なストレスは筋肉の緊張や自律神経の乱れなどによる睡眠の質の低下を引き起こします。
生活習慣・・・日々の運動(活動量)や食事内容、就寝前の過ごし方によって睡眠の質に大きな影響を及します。
寝室環境・・・適切な寝室環境(光・音・気温・湿度など)が揃っていないと、睡眠の質を悪くさせる原因となります。
適切な寝具・・・身体にあった寝具(適切な寝具環境)でないことが、身体に負担をかけたり良質な睡眠を阻害する原因です。
「そうは言っても何をどのように改善すればいいのか分からない。」
そんな時は
ねむりの相談所
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どんな些細なことでも、睡眠に関する不安や疑問はお気軽に当店にご相談ください。
一人一人のお悩みに寄り添い、一緒に解決策を見つけましょう!